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とまとの
  年間ベスト5




  【選考基準】 一応、《評価》が「8点」以上の映画の中から選びました。
 ◇2004年から【赤いトマト】【すっぱい葡萄】 の2つの賞を設けました。
   【赤いトマト】賞 “ベスト5” には洩れたけど、私のとってもお気に入りの映画です。
   【すっぱい葡萄】賞 甘いと思って口にいれたら、ちょっと酸っぱかった映画です。
理由はいろいろ。必ずしも作品の出来とは関係していません。
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2007年
  私にとって、今年は『善き人のためのソナタ』に尽きるといっていいでしょう。久々にドイツ映画の底力を見ました。
アメリカ映画が「ベスト5」に1本も入らない珍しい年になりました。
今年も【すっぱい葡萄】の映画はなくて、じつはほっとしています。

1.善き人のためのソナタ
 ベルリンの壁が崩壊する直前の東ドイツを舞台にした人間ドラマ。反体制者摘発の仕事に従事する主人公の圧倒的孤独と、“それでも 人は他者とつながり得る”という希望を示したラストに感動しました。深い映画です。
2.パンズ・ラビリンス
 スペイン・フランコ軍事政権の苛酷な現実が少女の無意識に忍び込み、彼女のファンタジー世界をおびやかす。ラストで少女を待って いたのは喜びなのか悲しみなのか・・・。夢想好きの私には衝撃の1本でした。
3.題名のない子守唄
 久しぶりのジュゼッペ・トルナトーレ監督、これまでの作品とはずいぶん印象の違う映画です。移民、売春、人身売買など重い社会 問題を1人の女性の人生に凝縮し、哀切きわまりない映画でした。ヒロインの美しさに陶然・・・。
4.それでもボクはやってない
 感動とも違うのですが(だから評価は7なんです、じつは)妙に引っかかる映画です。あんまりリアルだからでしょうか。裁判ってどう いうものか、というのもよく分かりました。やっぱり今年の収穫の映画だと思います。
5.エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
 歌手としての成功が女としての幸せに結びつかないピアフの人生の哀れさに涙が出ました。主演のマリオン・コティヤール、入魂の 演技。彼女の生涯の代表作になったと思います。(アカデミー主演女優賞受賞の報。よかったね、マリオン。)

 【赤いトマト】賞
転々
 むさ苦しい男2人のずっこけぶりにほのぼのしつつ、吉祥寺・井の頭公園から霞ヶ関までのブラブラ道中。これってやっぱりロード・ ムービーに入るのかな。とか思いながら、なんともゆるいスロー&シンプル・ライフに癒されました。
ラブソングができるまで
 ヒューの二枚目半的ダメ男ぶりとドリューのぽっちゃりキュートがぴったり合って、すっごくいい感じ。80年代ポップスにもどった ようなバラードも素敵。ラブコメの本道をゆく楽しさとロマンティックさで大満足の私です。
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2006年
  今年は1位、2位はずっと私の中で動きませんでしたが、3〜5位となると「好きな映画、感動した映画に順位をつけるのって 難しい・・・」とつくづく感じました。
日本映画の豊作が嬉しい年でしたが、『ゆれる』『かもめ食堂』など女性監督の活躍が印象に残りました。
今年はさいわいにも(笑)【すっぱい葡萄】の映画はなかったので、 代わりに【赤いトマト】の映画を1本よけいに選びました。

1.ミュンヘン
 30数年前、平和の祭典オリンピックを舞台に起こった選手村襲撃テロ。衝撃的なこの事件を題材に、報復は報復しか生まない、というきわめて今日的なテーマを高い娯楽性の中で描き、今年もっとも忘れられない映画となりました。
2.ココシリ
 絶滅の危機に瀕したチベット・カモシカを守るために結成された山岳パトロール隊。無報酬、そのうえ密猟者たちとの命を懸けた闘い に心底ショックを受けました。彼らの信念を支えるのはなにか、と画面に目を凝らし続けた私です。
3.白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々
 “ナチス打倒” を訴える学生地下組織 “白バラ” のメンバーだったゾフィー・ショル。21歳で処刑された彼女の人生、ともに 散った兄ハンス、そして悲しみの中になお毅然とした姿を貫いた両親を思うと、また涙が出そうです。
4.嫌われ松子の一生
 ♪まげて、伸ばして、お星さまをつかもう〜〜 ♪まげて、背伸びして、お空にとどこう〜〜  天に向かって階段を昇っていった 松子。あの世で今度こそ、お父さんに「お前はほんとはいい子だよ」って言ってもらえたかしら・・・。
5.ブロークバック・マウンテン
 雄大なワイオミングの自然、ゆったりと流れる悠久の時間、そのなかではぐくまれた永遠の愛。男同士の愛、とわざわざ言うのも おかしいほど、ここに綴られたのは普遍的な愛でした。主役2人が美しいです。

 【赤いトマト】賞
007/カジノ・ロワイヤル
 これまでの007/ボンド・イメージを一新したダニエル・クレイグの登場に目が覚める思い。時代を「今」に置き換えつつ、 「007」(殺しのライセンス)を取得する前のボンドを鮮やかに描いた手腕に拍手です。
トンマッコルへようこそ
 現代の桃源郷、トンマッコル。戦争も銃も知らず、村の一番のトラブルといえば巨大イノシシの出現なのです。笑いとファンタジーの なかで、反戦のメッセージをドスンと打ち出した韓国映画の土性骨に感服。
手紙
 正直いって映画の完成度はやや落ちます。それでもなんともいえず感動しました。“罪を犯すこと”、“贖うこと”、“被害者”、 “加害者”について、これほど胸が震えたことはありません。
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2005年
   今年のアメリカ映画は、強く記憶にインプットされる映画はなかった、というのが率直な私の感想です。“ベスト5” もかろうじて 1本滑り込んだ程度でした。
 その分、かえっていろんな国の映画がラインナップされ、バラエティに富んだ “ベスト5” になったように思います。

1.亀も空を飛ぶ
 赤ん坊を背負った少女は、甲羅をつけた亀さん。崖から身を翻して・・・・。亀も空を飛べるのでしょうか。苛烈な物語なのに ファンタジックな叙情性が漂います。杖を突いて国道を歩み去るサテライト少年の背中が悲しい。
2.海を飛ぶ夢
 26年間、ベッドで身動き1つ出来ないラモンが、静かな微笑を湛えてとてもセクシー。魂が愛する人を求めて海に飛翔するシーンの 開放感は、忘れられません。
3.Ray/レイ
 全編に溢れる数々の名歌に身も心も快く揺られます。ジェイミー・フォックスのあまりに熱演に、彼とレイ・チャールズの区別が つかなくなってしまった私でした。
4.故郷(ふるさと)の香り
 香川照之がじわじわと存在感をまし、最後に圧倒的輝きを放つ・・・!
 いい俳優ですねぇ。個人的に【とまと最優秀主演男優賞】をぜひぜひ差し上げたい。*0(∩∩)0* パチパチ
5.運命じゃない人
 寝起きの髪の毛がオッ立ってる宮田クン、無精ひげのしょぼい私立探偵・神田クン、ネコババ娘の真紀ちゃん、持ち逃げ女のあゆみ、 みんないいですねぇ。

 【赤いトマト】賞
ウィスキー
 なんせ名前が「ハコボ」でしょう。まずいわよねぇ、これって。ボコボコっとしてすっきりしないもの。え、関係ない? マルタも いなくなっちゃって、あとどうするのかなぁ・・・。え、変わらない? ごもっとも。
ドミノ
 現代の女賞金稼ぎ、ドミノ。キーラ・ナイトレイのかっこよさに痺れました。
 渋さをまして帰ってきたミッキー・ローク、“猫じゃらし” ボクシングのことはもう忘れてあげましょう。(笑)

 【すっぱい葡萄】賞
チャーリーとチョコレート工場
 チョコレート工場の中を流れているのは、長崎ハウステンボスで見た、滑らかでビロードのようなチョコレートの川かと思ったら、 どぎつい色の泥みたいな川。あ〜〜〜・・・・。(涙)
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2004年
  今年私が心揺すぶられた映画は、実話をもとにしたものが断然多かったようです。ベスト5のうち3本がそうでした。
「番外」という呼び名はどうもね・・・、とさんざん考えて、今年から【赤いトマト】賞と 名前を変えました。「ベスト5」には洩れたけど、とってもお気に入りの映画です。
今年は新しく【すっぱい葡萄】賞を設けました。甘いと思って口にいれたら、ちょっと酸っぱ かった映画です。でも理由はいろいろ。作品の出来とは関係ない場合もあったりして・・・。(^ ^;

1.春夏秋冬そして春
 「春」に出てきた小坊主くん、綺麗な景色を愛でる暇もなく石を背負っての沢歩き、お疲れさん。終わりの「春」にも出ていたけど、 出演料、ちゃんと2倍もらったかなぁ。
2.モンスター
 シャーリーズ・セロンは美貌をかなぐり捨ててアカデミー賞をひっつかむ。
 美人はやっぱり得? いえいえ、演技力の賜物です。一皮どころか十皮くらい剥けました。
3.誰も知らない
 親はなくても子は育つ。・・・育たずに死んだ女の子もいました。(涙)
 やぎらクン、よかった・・・! 無責任ママを演じたYOUもよかった。(地のままだったりして。^_^; )
3.血と骨
 主人公に感情移入なんかぜんぜんできないのに、こんなにノックダウンされた映画も珍しい。恐るべし、怪物・金俊平。恐るべし、 俳優・ビートたけし。
 『誰も知らない』と甲乙つけがたく、同率3位にしちゃいました。
5.ビッグ・フィッシュ
 ほら吹き話、だ〜い好きな私が心からファンタジーを楽しむことが出来ました。第5位とはいえ、今年の「ベスト5」のなかで、 燦然たる輝きを放っております。

 【赤いトマト】賞
列車に乗った男
 こんなに中年男の渋さにしびれちゃったの、久しぶり。ゴットンゴットン、列車の音にもしびれました。その心は? どちらもレトロ なところが素敵です。
シルミド/SILMIDO
 苛酷な訓練や出撃の夜のシーンに、意外にも、映像・構図の美しさがほとばしり出て・・・。女っ気、一切なしの汗臭い映画でした。

 【すっぱい葡萄】賞
ターミナル
 トム・ハンクスがなにかするたび、のべつクククク笑い続けた右隣りのご婦人2人連れ。つられて途中からクククク笑いに参加した 左隣りのご婦人。
 3人の中年女性たちにこの賞を捧げます。(お蔭で私は白けっぱなし。とほほ。)
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2003年
ボウリング・フォー・コロンバイン
 プロデューサー兼突撃レポーターのマイケル・ムーアの体型が私に似てるから断然、第1位!! でも、チャールトン・ヘストンの 丸まった背中に亭主の未来がかいま見えて、ちょ〜っと減点?
戦場のピアニスト
 エイドリアン・ブロディの思いっきり下がった八の字眉毛・・・。あの哀しげな顔で訴えられると、2位にしないではいられない ワタシ・・・。
シカゴ
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズの豊満な肢体と、ど迫力の歌で、十分楽しませてもらいました。むふふ。(^ ^)
ラスト・サムライ
 こんなに美しい日本の姿を描いてくれる外国映画はもう現れないだろうなぁ・・。というワケで、堂々の第4位。
刑務所の中
 「一遍でいいから刑務所に入ってみたい!」と観るものすべてに思わせた功績はスゴイ! 犯罪防止に役立たなかった功績も、スゴイ!
番外 レッド・ドラゴン
 脇役にちんまり納まったアンソニー・ホプキンスに敬意を表し、番外ながら、見事上位にランク・イン。
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