│なつかしきタイの思い出│


4.お正月のバンコクとアユタヤ


〜 バンコク 〜
ワット・プラケオとドゥシット宮殿

タイでもっとも格式が高いといわれるワット・プラケオと
王室一家の住まいでもあり、数々の儀式が行なわれてきた
チャクリー宮殿とドゥシット宮殿は、
20万平方mという広大な敷地の中に建てられています。
ワット・プラケオの壮麗さに目を奪われながらも、
宮殿の優雅な美しさが印象的でした。

(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)


ワット・プラケオでは、お正月だから
でしょうか、衛兵のマーチング・
バンドに行き会いました。

プラ・モンドップの壮麗な柱は
何度行っても目を奪われます。




境内にはたくさんの供物が捧げられています。
お正月らしい華やぎを感じました。




境内を守るヤックたちの懸命必死の顔をみると、
つい笑いたくなります。愛すべき鬼人たちです。





18世紀末、ラマ一世が王都と定めて以来、バンコクの
中心であり続けてきたワット・プラケオの美しい景観。




優雅な肢体を見せる想像上の動物神の半人半鳥像。
金箔が施された、歌や踊りが得意な天の楽人です。



ドゥシット宮殿

白亜の壁と鮮やかな色彩の屋根の対比が美しい。
18世紀末の建立。歴代王の戴冠式に使われてきました。




見上げると白さが眩しい、王宮ではもっとも古い建物。
入り口には2対の鎧の神像が立ち、宮殿を守ります。




水盤にはハスの花が開き、
静かなたたずまいに惹かれます。





〜 アユタヤ 〜

14世紀半ばから、400年間にわたり35代の王に
よってタイの政治、経済、仏教の中心として栄えたアユタヤ。
運河に囲まれ、古雅な趣をたたえた古都は
1991年に世界遺産に登録されました。



ワット・プラ・マハタート

アユタヤ王朝の中心寺院だったところ。アユタヤ陥落後は
廃墟と化し、静かに流れる時間だけが往時を偲ぶよすがです。






切り取られ、あるいは木の根に埋め込まれた仏像の
頭部がビルマ軍との壮絶な闘いを今に伝えます。

初めてここを訪れた時、大変ショックを受けた光景です。



ワット・ロカヤ・スタ

広々した草はらに横たわる高さ5m、全長28mの涅槃像。
かつてはここに大寺院があったとか・・・。
今ある寝仏は1956年に復元されたもの。古び方が巧い!
ネコちゃんも一緒にのんびりお昼寝です。




ワット・ヤイ・チャイモンコンにいく途中で出会った仏像たち。

四角い区画(天井がなくなった寺?)に
ぽつんと一体だけありました。

日傘を差した仏像は初めてです。
破けたボロ傘のままなのがユーモラス。




ワット・ヤイ・チャイモンコン

のどかな表情で横たわる涅槃像と
並んでつつましく祈る母娘。

大仏塔を前に仏像同士が向き合う姿には
信仰への敬虔な祈りを感じます。




お坊さんが俯いてお掃除をしています。
しぐさがやさしいのでよく見たら尼さんでした。
心なごむ静かで柔らかい午後のひと時です。





(↑)境内の中心にある大仏塔を囲んで、何十体もの
仏像が並んでいます。黄色い袈裟が綺麗。

向こうに仏像の頭部だけぴょこんと見えるのが(→)
可笑しくて、思わずシャッターを切りました。



ワット・チャイ・ワタナラム

13世紀にプラサトーン王が建てた寺院跡。
とうもろこしのような大仏塔の周りを、
4基の小仏塔が囲んでいます。クメール様式




遺跡はチャオプラヤ川のほとりにあります。
静かで優雅な川のたたずまいは、古都アユタヤの
面影をそのまま映しているように思えます。




仏塔がライトアップされるというので、陽が沈むのを
待ちました。夕陽に染まる寺院跡のテラス。




照明は思ったよりも少なく暗かったのですが、
かえって荘厳で、神秘的な感じがしました。


お正月を異国で過ごした初めての体験でした。
お正月のせいか去年とは違う表情・風情のタイに
あらたな感動を味わいました。