│丹後半島の旅│


2.湯の町・城之崎


志賀直哉の「城の崎にて」の舞台になった城之崎。
一度は来てみたいと思っていた、山あいの小さな町。
川沿いには柳の並木が揺れて、
しっとりした温泉情緒が思いがけず素敵でした。
(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)



* 城之崎よさこい祭り

午後遅く、町を流れる大谿(おおたに)沿いの道に入ると、
派手な衣装の人があふれて異様な盛り上がりです。
「なんだ、これは〜!」 びっくりして、宿で聞いてみると
今夜は “城之崎よさこい祭り” なのだそうです。
なんとマがいいんでしょう♪ さっそくカメラ抱えて見物です。



“城之崎YOSAKOI 祭り” は今年は8回目。
京都、大阪からもパフォーマーたちが駆けつけるとか。




順番を待ちながら、空き地では練習に
余念がありません。川には鯉が・・・!

リラックスした中にも静かな緊張が
漂い、一種独特のムードです。





(↑)駅通りではすでにパフォーマンスが始まっています。
派手な音楽、気迫のこもったMC、わー、すごい〜〜。

引き締まったフリにも気合いがこもって・・・。(→)





(←)道端で身支度。白い衣装は白鷺をイメージ
してるんですって。青いたすきが鮮やかです。

(↑)〆は全員、上半身をバッと脱いで・・・!
観客から思わずどよめきがもれました。





(←)狸のメークをしたグループは、踊りも愛嬌たっぷり。

(↑)終わってみんなで記念撮影。
後ろ姿もなんだかとても可愛いですね。





もう演技は終わったの? 道端で楽しそうに
くつろいでいるグループです。




駅前広場。舞台が作られ、ここも大変な盛り上がりです。
出演前の腹ごしらえ。豪華な帯に眼を奪われました。





あらら、向こう側で見えなかったけど、袖がない!
みんないろいろ趣向をこらしてますね。(^ ^)



* 城の崎情緒

城之崎では、手札をもらっていろんな宿のお風呂めぐりをする
「外湯めぐり」が人気とか。
夕暮れ時は、浴衣姿の観光客たちがタオルを持って
そぞろ歩きする姿があちこちで目にとまりました。



若い女性の浴衣姿が揺れる柳と溶け合って、
湯の町ならではの風情です。




おじさんたちも浴衣で勝負。でも
手前の鷺に負けちゃってますねぇ〜。

さり気ない風情にも、温泉町の
情緒がしっとりと漂っています。




お兄ちゃんたち、なに覗いてるの?
大きな鯉でした。4,5匹いたかな。

「御所の湯」 ほんとに湯屋?
お寺みたいに見えました。




* 木屋町通り

大谿(おおたに)沿いの細い裏道を行きます。
木洩れ日が射して、ゆったりした気分・・・。



赤い欄干と幟(のぼり)の対照が
はっとするほど鮮やかです。

向こう岸にも、見事な幟が・・・!
土蔵の白壁によく映えますね〜〜。




大谿(おおたに)川に樹陰が濃い緑をなして、
岸の幟が風にはためきます。



崩れた白壁の土蔵に、自転車が
ひっそり立てかけられていました。

年に2,3度、住人総出で川の
掃除をするんだそうですよ。



* 大師山山頂


山あいにすっぽりと包まれた城之崎の町。
こんなに小さな町だったんですね〜。
静かで穏やかでとっても好きになりました。




山頂の小さなお堂「奥の院」の前。
石仏と白い小花がシンと静まっていました。






お堂にはたくさんの絵馬が・・・。
いろんな願いが込められているんでしょうね。



帰り道、何軒かのお店の軒下にツバメが巣を作っているのを見つけました。

親鳥が帰ってきて、ヒナに餌をやって、あっという間にまた飛んでいきます。瞬きするヒマもありません。

親は子育てに一生懸命なんですね〜。待っているヒナたちもほんとに可愛い。



さよなら城之崎。2泊3日の楽しい小旅行でした。