│ポルトガル旅情│


2.エボラ 〜 モンサラス




今日は、ポルトガルの東南部、スペインと国境を接する
アレンテージョ地方のエボラとモンサラスを訪れます。
(フィルムが古いため、色がやや褪色しています。)

(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)



エボラに向かう途中、モンテ・モルオ・ノボの町で小休止。




ローマ時代の水道橋が見えます。
手前はじつは広い国道なんですよ。











エボラ

アレンテージョ地方の中心地、それがエボラです。
16世紀、天正少年使節がリスボンの次に訪れた町。
ジャカランダの濃紫の花がびっくりするほど綺麗でした。



エボラに到着です。家は、黄色いハカマを履いた
みたいで、とってもキュート!




町の中心、ジラルド広場。あっちでもこっちでも
男たちが集まって、まー喋ること喋ること! びっくりです。







リスボンにもジャカランダの美しい街路樹がありました。
でもエボラは、花の紫色の濃さ、樹の大きさが素晴らしくて
旅の一番の思い出になりました。




こんな小路をみると、どうしても
シャッターを<切りたくなる私です。

ジャカランダ!! あまりの美しさに
呆然とするしかありません。




ディアナ神殿。2世紀末にローマ人によって作られました。 町の中にこんな神殿がさりげなく建っていることに驚きます。 (右手に見えるのは、12〜3世紀に建てられたカテドラル。
天井まで届く大きなパイプ・オルガンがありました。)




町を散歩しているうちに行き着いた広場。
濃い西日が、とても暑かったです。





日脚が伸びて、夕暮れが近づいています。
でも、まだまだ明るいんですけどね。



町の奥に入ると、細い路が入り組んで
異空間に迷い込んだようです。




夜になって雨が降りました。夕食後、カメラを抱えて
もう一度、ジラルド広場まで行って見ました。











モンサラス

モンサラスはスペイン国境からわずか20km、
人口100人足らずの、丘の上の小さな村です。
ひっそりと静まりかえって、おとぎの国に入り込んだようです。

ガイドさんの話では、朝はスペインの地平線から陽が昇り
夕暮れにはポルトガルの地平線に沈んでいく、
こんな土地は他にはないそうです。
それほどスペインに近く、また視界が開けています。




小高い丘の上に、城壁に囲まれた
モンサラスの村が見えてきました。




小さな鐘楼のついた家。
ぐうぜん、村の女性がベランダから顔を出しました。




中央の広場に向かいます。シエスタでしょうか、
濃い陽射しの中で眠ったような家々。




教会のある広場。車が停まっているのが何だか不思議。
それほど、佇まいはそのまま中世です。




広場の中央に建つ美しい大教会堂。


喫茶店で一休みしたかったのですが、村に1つしかないというカフェは
休業中でした。商売気旺盛の日本から行くと、これも異次元にでもいったような
不思議な気持ちになったことの1つです。




教会堂の前で小さな男の子が1人で遊んでいました。
「坊や、あなたはいったいどこから来たの・・・?」




ふと人の動く気配。振り向くと、
城門の向こうをすっと影が通り過ぎました。




バイクの音がします。我に返って、音のしたほうに
行って見ました。でも、もう走り去った後でした。
(防壁の向こうに見える平原は、もうスペインです。)




家々の白い壁と防壁の色が美しい対比をなしています。
鐘楼も見えて、私の大好きな風景の1つです。
ー Monsaraz to be Continued