│大分県・富貴寺│


大分県・富貴寺の紅葉
(2006.12)



2006年12月初め、
大分県の富貴寺(ふきじ)に紅葉を見に出かけました。
国宝・富貴寺は12世紀に建立され、
九州でもっとも古い木造建築なのだそうです。

大堂の周りはこの季節は黄色い落葉で埋め尽くされて、
それはそれは見事なものです。
ただ、この時は行くのが少し早かったようで、あまり落葉がなく、
そのかわり木々の紅葉がほんとうに美しい眺めでした。

(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)



富貴寺の仁王門。見事な紅葉ですね〜。
いかめしい仁王さまもなんだか得意そうです。




(↑)苔むした石灯籠に落葉が・・・
まるで花びらのようです。

門をくぐり、石段を上れば
大堂の屋根が見えてきます。(→)




富貴寺大堂
阿弥陀堂形式の建て物で、京都の平等院鳳凰堂、
岩手の中尊寺金色堂と並ぶ日本三大阿弥陀堂の1つ。
国宝と思うだけで、身が引き締まる思いがします。





境内の落葉は今ひとつでしたが、そのかわり
紅葉のほうはもう息を飲む美しさです。




落葉が見事な時は、紅葉はもう盛りをすぎて
しまうのだとか。両方、というのは難しいんですね。




溢れんばかりの紅葉。
今にも朱に染まってしまいそう〜〜。

阿弥陀堂の裏手に回ってみました。
山道が落葉に埋もれて、とても静かです。




曇り空のせいか、阿弥陀堂のかわらが
しっとりと、銀のつやを帯びて見えます。

時々日が射します。すると木々の葉が
かすかにきらめいて、ハッとします。




重たげに枝を垂れる裏山の木々。
風に揺れて、はらはらと葉が落ちます。

ふたたび仁王門です。すぐ前の畑には
掃き集めた落ち葉が山になっていました。






両子寺の仁王像

両子寺は、国東半島の最高峰、
両子山の中腹にあります。

鬱蒼とした木立ちの中で、苔むした石段の前の
二体の仁王像と向き合うと、いつもしんとした気持ちに
なります。何度行っても見飽きません。



“阿(あ)”“吽(うん)”ニ体像のうちの、阿像。
口を大きく開いて、邪悪に立ち向かう必死の形相です。




ほとんど曇り空でしたが、たまに日が
射すと、仁王さまの迫力が一気に上昇。

石段の前には小さな可愛い太鼓橋。
でも今は人はほとんど通りません。




太鼓橋の欄干から覗いた仁王さま。
欄干の赤が仁王の怒りの炎のようです。






文殊仙寺の仁王像

文殊仙寺は、国東半島のほぼ中央、
文殊山の山腹にあります。

石段があまりに長いので、いつも下から見上げるだけ。
仁王さまに会うだけで帰ってきてしまいます。
「3人寄れば文殊の知恵」の諺の発祥の地なのだそうですよ。



口を開いた阿像。何百年もこうして
お寺を護っているんですねぇ〜。

こちらは「ウン」と口を閉じた吽像。
ヤンチャな顔が可愛いですね。






千灯廃寺

千灯寺は8世紀初めに開基された古いお寺だそうですが、
隆盛、衰退を繰り返したあと、明治時代に廃仏毀釈にあい、
現在は仁王の浮彫りの石碑が2つあるだけになりました。

夕闇が濃く、フラッシュをたいても
手元がよく見えない状況での撮影でした。
そのわりには空が明るく見えるなぁ〜。



(↑)黄葉した落ち葉が本堂跡の広場を
埋め尽くして、シンと静まっています。

石畳の道もズ〜〜ッと奥まで
落ち葉が敷きつめています。(→)



この日は湯布院で一泊。
翌日は途中、“筑前の小京都” と呼ばれる秋月に
立ち寄って、福岡に帰りました。






福岡県・秋月

福岡県甘木市。黒田五万石の城下町・秋月は
お城そのものは、現在は中学校になって、残っていませんが
春は桜、秋は紅葉が美しいことで知られています。



お茶屋の赤いバンコが鮮やかですね〜。

秋月城の黒門跡。福岡県の文化財です。




中学校(元秋月城址)横の広場も紅葉がすごい!
家族連れが三々五々、紅葉を楽しんでいました。




バンコでくつろぐ観光客たち。(↑)

(←)城跡を囲む土手は、びっしりと黄色の
落ち葉におおわれて、わ〜、きれい。



2日間ともはっきりしないお天気でしたが、
久しぶりのドライブでとてもいい気分転換になりました。
(2006.12.3)






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