│白い夜の国々、北欧│


7.ロシア/サンク・トペテルブルグ(1)

ネヴァ河畔に開けた美しい港町、サンクト・ペテルブルグ。
ソ連邦時代、レニングラードと呼ばれていた頃に訪れて以来、
30数年ぶりの訪問です。

整然としてチリ一つなく、大きすぎてちょっと寂しい気がした
この町が、驚くほど活気にあふれ
(その分、ややごみごみと汚くなっていますが)
魅力的な町に変貌していました。

(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)



〜 ネヴァ河畔の光景 〜


巡洋艦すら通行できる、海のごとく広大な大ネヴァ河。
(以前の訪問では、偶然その航行を目の当たりにしました。)
サンクト・ペテルブルグを育んだ偉大なる川です。




(建前上)軍隊のない日本では、町中で兵隊さんに
出会うことはありません。なんとなくドキッとして、
反射的にシャッターを切りました。




ネヴァ河沿いの空き地にはテーブルやイスが用意され、
大勢の人がひと休み。なにしろ今日は暑い・・・。
後ろに見える赤いのは、燈台柱の基台。




ロストラの燈台柱。ふと見上げると、
赤々と炎が燃え上ているのにびっくり。

馬のお尻の白い模様は、シッポを綺麗に
まとめ上げている模様編みです。




〜 イサク聖堂 〜

1818年から40年間かかって造られました。
もともと湿地帯だったサンクト・ペテルブルグにこれだけの規模の
教会を建設するのは、大変な事業だったそうです。
ドームの展望台からはサンクト・ペテルブルグが一望できます。



黄金のドームが美しいイサク聖堂。正面の広場には、
ニコライ一世の馬上像が堂々と建っています。




高さ101mのイサク聖堂は、世界でもっとも大きな
教会の1つ。赤い日除けとの対照が綺麗ですね。




日除けはなんにもなくて暑いんですが、
ベンチの恋人たちには関係なさそうね。

ネヴァ河沿いのデカブリスト広場からも、
聖堂の輝くドームがよく見えます。




〜 デカブリスト広場 〜

帝政ロシア時代は元老院広場と呼ばれていました。
後に、デカブリスト(12月)革命を起した人々を記念して
デカブリスト広場と呼ばれ、今もその名で親しまれています。




(↑)“青銅の騎士” ドイツ人のエカテリーナ二世が
自ら後継者であることを誇示するために作ったピョートル大帝の像。

結婚式を終えたばかりの初々しいカップル(→)
広場の周囲を巡る木立の中で記念撮影をしていました。
2人ともホントに嬉しそうですね。




〜 血の教会 〜

1881年に皇帝アレクサンドル二世が暗殺されたその場所に
建てられた教会であることから、この名がつきました。
名前は衝撃的ですが、教会そのものは華麗にして荘厳、
今回の旅でもっとも印象に残る美しい建物でした。



純ロシア風建築の “血の教会”
完成までに25年が費やされました。





(↑)モザイクや彩色タイルに七宝タイル、正面の絵など、
数々の装飾の豪華な美しさは目もくらむばかりです。

(←)教会前の広場で、じっとお客を待つ馬車。




あまりの暑さからか、絵描きの姿は見えません。
パネルに並べられた絵だけが、陽射しを浴びていました。




〜 アニーチコフ橋 〜

フォンタンカ川にかかる橋。サンクト・ペテルブルグで
もっとも親しまれている橋の1つなのだそうです。



橋からの眺めは、ベニスの「嘆きの橋」に
似ています。川もなんかなし運河風・・・。

橋のたもとの建物には、屋根を支える
4人の若者の裸体像が立っていました。




〜 宮殿広場 〜

サンクト・ペテルブルグの中心の広場。
現在はエルミタージュ美術館として知られる “冬宮” をはじめとして
帝政ロシア時代の豪華な建物に囲まれ、大勢の観光客で賑わっています。



若い女性が売り子さんでは、男性客の足も停まりますよね。
広場の中央に見えるのは “アレクサンドルの円柱”





(↑)観光客もまずはチェアーでひと休み。
木陰なんかなくてもへっちゃらです。

あれれ、大看板の前の少年たちは、
暑さで半分溶けちゃった。(^ ^)(→)



これからスモーリヌイ修道院に向かいます。


修道院に行く途中、こんな可愛い建物に
でくわしました。砂糖菓子みたい〜♪

ガイドさんに名前を聞いたんだけど
いつの間にかメモを紛失。(涙)



〜 スモーリヌイ修道院 〜

18世紀に女子教育のために建てられた修道院が起源です。
その後、エカテリーナ二世がここに女学校を開きました。
修道院の中心に建つ聖堂の右手奥に、
こじんまりしたかつての女学校がありました。



修道院の中心がスモーリヌイ大聖堂。わー、綺麗・・・!
18世紀半ばから100年近くかかって建設されました。
今はコンサート・ホールとして使われているそうですよ。





(↑)ブロンド、長身の女性が立ち話をしています。
遠くからでもパッと目を引くスタイルのよさ。

(←)で、もっと近くから大聖堂をバックにパチリ。