│エジプト、遥かなる旅│


7.カルナック神殿とルクソール神殿 〜
そしてアレキサンドリア



ルクソール西岸の “王家の谷” と
“ハトシェプスト女王葬祭殿” を観光した後は、
東岸に渡って “カルナック神殿” と “ルクソール神殿” です。
エジプトの旅もいよいよ大詰めに近づきました。
(☆の写真をクリックしてください。大きい画像が現われます。)



〜 カルナック神殿 〜

映画『ナイル殺人事件』や『007/私を愛したスパイ』に登場したカルナック神殿。
中学生時代、運動会で「カルナックの夕べ」という組みダンスをしたこともあったっけ。
一度は来てみたいとず〜っと思っていた憧れの遺跡です。



一日5回ある礼拝の時間には、町なかでもこうして
人々が集まって祈りを捧げる姿を目にします。






神殿に向かう広場。ずらっと並ぶお土産屋さんは
暑いせいか、どこも帽子がたくさん売られています。





雄羊のスフィンクスが威儀を正して並ぶ参道。(↑)(→)
「わー、とうとう来た〜〜!」と思わず感動。

奥にはエジプトでも最大規模といわれる
アムン大神殿の大列柱室が見えます。





大列柱室。高さ23mの巨大な石柱が
134本並ぶさまは、まさに圧巻!

上から石が落ちてくる『ナイル殺人事件』の
一場面を思い出してしまいました。




光と影の濃い対照が異様な迫力。
浮き上がるレリーフがとても神秘的です。



もとは双子のように2柱あったオベリスクですが、
手前は大地震で倒れてしまいました。すごくデカイ。






列柱の奥にはナツメヤシが見えて、
古代から現代へ、ふと我に返りました。




疲れてひと休みする観光客。
影が濃すぎて、撮るのがかなり大変。

ぐるっと一巡りして、入り口へ。
第2塔門に立つラムセス二世の巨像。


周囲を10回(だったかな?)回ると願いが叶うという大きなスカラベを、
みんなでぞろぞろグルグル回ったりした後は、
いよいよルクソール最後の観光、“ルクソール神殿” に向かいます。





〜 ルクソール神殿 〜

アムン大神殿の付属神殿として建てられたというだけに、小ぶりな感じ。
カルナック神殿のあまりの巨大さにやや気分が疲れた私としては、
夕闇が迫ってきたルクソール神殿は優しいものに感じられました。


第1塔門。左右にあったオベリスクのうち、右側のは
パリに持ち去られ、コンコルド広場に立っています。






ラムセス2世の中庭。広々しています。
午後の陽射しが濃く長くなってきました。




長い間、下が遺跡とは気づかずにキリスト(コプト)教会として
使われていたそうです。右側中ほどにあるドアはその名残りです。
つまりあそこまで地中に埋もれていたわけですね。






コプト教会を偲ばせる壁画が今も残っています。
エジプトの遺跡にキリスト教の絵、不思議な感じがします。





列柱廊。観光客の長い影が揺らめいて、
そこだけが幻想的な別世界に変貌するようです。





壁に小さい穴がいっぱいお行儀よく並んでいます。
今は鳩のアパートになっていました。






下の真ん中辺り、男性が2人立ち話してるんですよ。
影が濃すぎて、シルエットは溶け込んじゃってますね。




アメンホテプ3世の中庭までいったところで、
列柱廊とラムセス2世の中庭を振り返って見ました。






第1塔門前の広場から、スフィンクス参道の
向こうにルクソールの町が遠望されます。


この日はクルーズ船に泊まり、翌日空路カイロへ。
午後、ラムセス駅から列車で地中海のリゾート地
アレキサンドリアへ向かいました。





〜 アレキサンドリア 〜

エジプト第2の都市、アレキサンドリア。
古代のスーパースター、アレキサンダー大王によって建設された都市。
地中海の陽光輝く珠玉のような都会・・・、と夢想はふくらみますが
日程の都合で、表面をサラッとなでただけで終わったのが残念でした。
いつかもう1度、ゆっくり来て見たいと思っています。



アレキサンドリアの街角。〔バスの車窓から〕
山と積まれた果物、おいしそう〜〜〜。






交差点は車で大混雑。信号がないのにスイスイ
渡っていく女性にびっくりです。〔バスの車窓から〕




(↑)アレキサンドリア国立博物館
(宮殿を改築したものとか。とても美しい建物です。
新しい博物館〔2003年オープン〕なので展示品はそんなに
多くありませんが、その分、かえってゆっくり見ることが出来ました。)


(←)ポンペイの柱
(高さ27mの大図書館の柱。当時は400本あったといわれています。)


もう1ヶ所 “コームッシュアーファのカタコンベ” を観光しましたが、
撮影禁止になっていて、写真は撮れませんでした。
暗い井戸のような中を降りていきます。もともとは貴族の墓だったそうで、
中は小さな部屋に分かれており、ちょっと異様な雰囲気でした。


強烈な思い出となった旅も無事に終わりました。
さようなら、エジプト。またいつの日か・・・。